HANZOのジーンズリペアとは

ジーンズリペアHANZOはジーンズの穴・破れの補修を専門に行っております。お蔭様で、これまでに約24,000本の修理に関わらせて頂きました。丁寧な仕事とリーズナブルで明確な価格設定をモット-として活動し、幅広いお客様にご利用頂ております。デニムは、ご自身の動き・履き方・メンテナンスの状態で、この世に1着しかないものにかたちを変えていくわけですから、オーナー様の歴史を反映する希少な存在だと言えます。そんな思いのつまったジーンズを心を込めて修理させて頂きます。どなたでも安心してご利用頂けますようにわかりやすい説明を心がけています。是非、お気軽にご相談頂けましたら幸いです。

全国から郵送で修理を承っております。修理したジーンズは自宅で受け取ることが可能です。対面でのご相談・ご注文は、Hanzoの姉妹店「直し家」へ品物をご持参下さい。(東京都世田谷区にて7店舗で営業しております。)

HANZOのミッション

  1. 愛着あるジーンズの再生を、安心·信頼して託して頂ける、日々技術の研鑽に励む職人集団たること
  2. 丁寧な仕事とリーズナブルで明確な価格設定を行い、初めての方でも安心して相談できる存在となり、メンテナンスして長く愛用することをカルチャーとして根付かせること
  3. 「高品質」・「リーズナブル」の両面の追求

HANZOの品質について

修理の指針

①頑丈なこと

沢山の糸を入れれば、破れ箇所は頑丈になりますが、糸を入れすぎると”しなやかさ”を失います。 硬くなりますと、リペアした箇所としていない箇所の境目に力がかかり、やぶれやすくなりますので、その”さじ加減”に意識を集中します。破れた箇所だけではなく、その周辺も荒く糸をいれることで、強度を保ちます。

②周囲と調和し自然であること

リペア箇所が周囲と自然に調和してなじむ状態を心がけます。御客様の好みと破れ箇所の状態により、2つの方法をご提案しております。

  • ダメージ感(破れている感じ)を残してリペアする方法=「ダメージリペア」
  • 破れ箇所がなるべく目立たなくなるようにリペアする方法=「縫いつぶしリペア」

いずれも周囲と違和感なく馴染むように、糸の選定(2色~3色)、糸の間隔、方向、分量などを吟味して手掛けます。

*「縫いつぶしリペア」は、品物の状態により対応できない場合もあります。

③できる限り”しなやか”であること

破れ箇所の裏側に補強を目的とした布を充てますが、頑丈で、やや薄目の接着芯を使用します。 基本的には、デニム生地は厚みがあり、固くなりますので充て布に使用しません。(前ポケットの淵·裾、御客様のご要望がある場合は、使用します)また、縫い込む糸の分量が多すぎると硬くなりますので、見た目としなやかさのバランスを考えて修理をおこないます。

2つのリペア

HANZOは、メニューを絞り込み2つの方法でリペアをおこなっています。

  • ①ダメージリペア▷あえてダメージ感を残して穴をふさぐ方法です。※ダメージ感を残しますが、穴はしっかりふさがります。
  • ② 縫いつぶしリペア▷修理痕が極力目立たないように、穴を縫いつぶして仕上げる方法です。※②で対応できない場合があります。

「縫いつぶしリペア」は「ダメージリペア」+¥550(税込)が別途かかります

ダメージリペア(ダメージ感を残す方法)

ダメージリペアは、あえてダメージ感を残す方法です。「縫いつぶしリペア」より、糸を荒く縫い込みます。横糸(白い糸)がなくなっている場合は、新に横糸を埋め込みます(足します)ダメージ感を残しつつも、裏側にあて布を強度を補い、頑丈に仕上げます。

*症状により、ダメージ感が出ない場合があります。

縫いつぶしリペア(目立たせない方法)

縫いつぶしリペアは、修理痕が、極力目立たないように破れを塞ぐリペアです。極めて細かく糸を入れて、破れを縫いつぶします。糸の色は平均で2~3色使用します。破れ周辺になじむように、糸の入れ方、色の選択に工夫をこらします。

*破れの縦の長さが4センチを超えるとこの方法でリペアを行うことが出来ません。